ガス機器のお手入れ方法
自分でできる!
ガス&キッチン機器のお手入れ術
毎日使うものだけど、それだけに気付いた頃にはガンコな汚れになりがちなキッチン周り。ここでは、市販の洗剤や道具を使ってできる、お手軽なガス器具のお手入れ方法をご紹介します。
やってみよう!カンタンお手入れ
ガラストップコンロのお手入れ
最近主流のガラストップコンロは、キレイになりにくかったガスレンジのイメージをガラッと変える優れものでした。ここではその特性を活かした、誰でもできるカンタンお手入れ術を紹介します。
手順1
さっそくコンロの掃除を始めましょう! ちなみに、これはエネジン某スタッフ宅のコンロ。1ヶ月は掃除していないとか……。手順2
五徳・汁受け・排気カバーを外します。外れにくい場合は油汚れ等で固着しているだけなので、特に工具は必要ありません。手順3
ガラストップコンロは、部品を全部外すと真っ平ら! 3つの穴があるだけです。五徳の周りに焦げ付きがあり、油もべっとりですね。手順4
用意するものは、普通の食器用洗剤とスチールたわしでOKです! スーパーやホームセンター、コンビニでも手に入りますね。手順5
洗剤を少しつけて、スチールたわしでゴシゴシ! スチールたわしに汚れをかき落とすパワーがあるので、そんなに力はいりません。手順6
全体的に、とにかくゴシゴシ!! ガラストップだからゴシゴシこすっても大丈夫(限度はありますよ!)。ガラス以外の部分には要注意。手順7
ある程度汚れを浮かしたら、ふきんやぞうきんで洗剤を拭き取ります。一度でキレイにならない場合は、手順5から7の繰り返し。手順8
さあ、汚れをきれいに拭き取ると、ほ~ら、ピカピカに!! まるで新品同様ですね。こびり付いた汚れはカッターなどで削るのも効果的。手順9
五徳や汁受けなども洗剤で洗います。汚れがガンコな時は、60℃くらいの洗剤入りのお湯に、30分ほどつけ置き洗いを。手順10
最後に全部をセットすれば……新品同様にピッカピカ!! 一度ここまでキレイにすれば、後は毎日のひと拭きで輝きを維持できますよ!いかがでしょうか。このコンロは、スタッフ宅で約1年半使っているものです。さすがに、スチールたわしが強力すぎてステッカーなどははがれましたが、 ちょっと手をかければ、簡単に天板は、ピカピカに復活します。このように、ガラストップコンロなら忙しくてなかなか時間の取れない奥様も、楽々お掃除がで きますよ。
ガスファンヒーターお手入れ方法
冬の間に大活躍してくれたファンヒーター。春が来て押し入れにしまう時は、皆さんどうしていますか?
来シーズンにも気持ちよく使い始められるように、ダンボールにしまう前にちょっと一手間かけて、お掃除をしてみましょう。
※参考機種:リンナイガスファンヒーターRC-H4003N
(機種によってはつまみの色、エアフィルターの外し方が異なる場合がありますので、取扱説明書をご確認ください)
手順1 |
白いつまみを左へ回して、エアフィルターのロックを外します。 |
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手順2 |
ロックが外れたことを確認して手前側に引くと、エアフィルターが外れます。 |
手順3 |
フィルターのホコリは掃除機で。必ず装着時に表側になるほうから吸ってください。汚れが取れないようなら、水洗いして日陰で乾燥。 |
手順4 |
エアフィルターを外したファンヒーターの後側です。フィルターはマメに掃除していましたが、本体側にこんなにホコリがついているなんて……。ちょっとビックリ! |
手順5 |
ホコリを散らかさないように、そっと掃除機で吸い取ります。きれいになったら、外した時と逆の手順で、エアフィルターを取り付けます。 |
手順6 |
シーズンオフ時に便利なダンボールの外箱。この製品の場合は、本体収納後に外箱用クリップでポンと止めるだけ。ガスコードも収納できます。紐で縛る手間もありません。 |
近年の製品は、オフシーズンに収納することを考えて機能的な外箱を採用しています。また、機器を清掃してから収納することは、来シーズンに気持ちがいいだ けでなく、汚れが固着してしまうといったトラブルの芽を摘んで、機械の長寿命や省エネにつながります。「お疲れさま」の気持ちを込めて、クリーンナップし てあげましょう。